【JSリファレンス】JSON.parse()

更新日：2024/06/14

JSON.parse()は、JSONオブジェクトのメソッドです。
JSON形式の文字列を、データに変換します。

 

■構文


JSON.parse ( text [ , reviver ] )
  1. value: JSON形式の文字列
  2. reviver: 省略可能
    キーと値を受け取り、なんらかの値を返す関数を指定

JSON形式の文字列を変換したデータ

 

■reviverの構文


reviver( key , value )
  1. key: プロパティ名
  2. value: 変換後の値
引数で受け取ったvalue。
または、置き換える値。

JSON.parse()は、最初にオブジェクトプロパティで reviver を呼び出します。
ただしプロパティ値がオブジェクトの場合は、最下層のプロパティから順番に上層に向かって reviver を呼び出します。

最後に、空文字("")のキーと、対象となっているJSONを変換したデータを reviver に渡します。

次のコードは、階層のあるオブジェクトをJSONに変換し、JSON.parse( )でオブジェクトに戻しています。
その際に reviver を受け取った引数をコンソールに出力しています。

const obj = {
  a:100,b:"100",c:{d:{e:1}}
};
const json = JSON.stringify(obj);

const obj2 = JSON.parse( json , (key,value)=>{
  console.log( `key:"${key}"`, "\tvalue:" , value , `\ttype:${typeof value}`);
  return value;
});

結果は、次のようになります。

key:"a"         value: 100      type:number
key:"b"         value: 100      type:string
key:"e"         value: 1        type:number
key:"d"         value: { e: 1 }         type:object
key:"c"         value: { d: { e: 1 } }  type:object
key:""  value: { a: 100, b: '100', c: { d: { e: 1 } } }         type:object

 

関連ページ

●【JavaScript】JSON変換したDateオブジェクトを複合する方法

更新日：2024/06/14

書いた人（管理人）：けーちゃん

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記事の内容について

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こんにちはけーちゃんです。
説明するのって難しいですね。

「なんか言ってることおかしくない？」
たぶん、こんなご意見あると思います。

裏付けを取りながら記事を作成していますが、僕の勘違いだったり、そもそも情報源の内容が間違えていたりで、正確でないことが多いと思います。
そんなときは、ご意見もらえたら嬉しいです。

掲載コードについては事前に動作確認をしていますが、貼り付け後に体裁を整えるなどをした結果動作しないものになっていることがあります。
生暖かい視線でスルーするか、ご指摘ください。

ご意見、ご指摘はこちら。
https://jsref.affi-sapo-sv.com/info.php

 

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