【JSリファレンス】Number.MAX_VALUE

更新日:2024/06/14

Number.MAX_VALUEは、Numberコンストラクターのプロパティです。

Number型で表すことができる正の最大値を返します。
値は2の1024乗 - 1で、ECMAScript仕様では約 1.7976931348623157 × 10**308 と記述されています。

この値を超えるnumer値は、Infinityで表されます。

const v = Number.MAX_VALUE;

console.log(v);   // 1.7976931348623157e+308
console.log(v+1); // 1.7976931348623157e+308
console.log(v+2); // 1.7976931348623157e+308
console.log(v+3); // 1.7976931348623157e+308
console.log(v+4); // 1.7976931348623157e+308
console.log(v+10**(308-16)); // Infinity

上記のコードはNumber.MAX_VALUEを超える数値を生成していますが、Infinityになっていません。
Number.MAX_VALUEは309桁の整数ですが、データとして所持できる桁数は16桁程度です。
そのため小さな数値を加算した場合切り捨てられ、元の数値から変化しないからです。

なおNumber.MAX_VALUEの負数より小さい値は、-Infinityで表されます。

const v = Number.MAX_VALUE * -1;

console.log(v-10**(308-16)); // -Infinity

 

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更新日:2024/06/14

書いた人(管理人):けーちゃん

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記事の内容について

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こんにちはけーちゃんです。
説明するのって難しいですね。

「なんか言ってることおかしくない?」
たぶん、こんなご意見あると思います。

裏付けを取りながら記事を作成していますが、僕の勘違いだったり、そもそも情報源の内容が間違えていたりで、正確でないことが多いと思います。
そんなときは、ご意見もらえたら嬉しいです。

掲載コードについては事前に動作確認をしていますが、貼り付け後に体裁を整えるなどをした結果動作しないものになっていることがあります。
生暖かい視線でスルーするか、ご指摘ください。

ご意見、ご指摘はこちら。
https://jsref.affi-sapo-sv.com/info.php

 

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