【JSリファレンス】SharedArrayBuffer.prototype.slice()
更新日:2024/06/14
SharedArrayBuffer.prototype.slice()は、SharedArrayBufferオブジェクト(SharedArrayBufferコンストラクター)のプロトタイプチェーンに組み込まれるメソッドです。
新規SharedArrayBufferオブジェクトを生成して、元となるSharedArrayBufferオブジェクトの一部をコピーします。
■構文
SharedArrayBuffer.prototype.slice ( start, end )
- start: 省略可能。規定値は0
コピー開始バイト位置を指定する。 - end: 省略可能。規定値はメモリ領域のバイト数
コピー終了バイト位置 + 1 を指定する。
startとendは、負数を指定できます。
負数で指定した場合、メモリ領域のバイト数 + 引数値 の計算結果が使用されます。
startおよびendが0からメモリ領域のバイト数の範囲を超える場合、0またはメモリ領域のバイト数に丸められます。
end < startのとき、コピーは実行されません。
コピー元のmaxByteLengthとgrowableプロパティの値は、コピー先に引き継がれません。
そのため、grow()メソッドによるサイズ変更はできません。
■使用例
const buffer = new SharedArrayBuffer(100 ,{maxByteLength:300});
console.log( buffer.maxByteLength ); // 300
console.log( buffer.growable ); // true
const buffer2 = buffer.slice();
console.log( buffer2.maxByteLength ); // 100
console.log( buffer2.growable ); // false
更新日:2024/06/14
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記事の内容について

こんにちはけーちゃんです。
説明するのって難しいですね。
「なんか言ってることおかしくない?」
たぶん、こんなご意見あると思います。
裏付けを取りながら記事を作成していますが、僕の勘違いだったり、そもそも情報源の内容が間違えていたりで、正確でないことが多いと思います。
そんなときは、ご意見もらえたら嬉しいです。
掲載コードについては事前に動作確認をしていますが、貼り付け後に体裁を整えるなどをした結果動作しないものになっていることがあります。
生暖かい視線でスルーするか、ご指摘ください。
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