【JSリファレンス】Math.imul()

更新日：2024/06/14

Math.imul()は、Mathオブジェクトのメソッドです。

二つの引数を受け取り、各値を符号なし32ビット整数に変換して乗算します。
結果が32ビットを超える場合は、32ビットに丸められます。
丸めた結果の先頭ビットが1の場合、丸めた結果 - 2の32乗 を返します。
ビットが0の場合、そのまま返します。

 

■構文


Math.imul ( x, y )
  1. x: 数値
  2. y: 数値

xおよびyは、メソッド内で次表に従って数値に変換されます。

型または値変換結果
SymbolTypeError
BigIntTypeError
undefinedNaN
null+0
Booleantrueは1、falseは+0
String数値文字列は対応する数値、それ以外はNaN
Object基本的にはNaN(*1)

*1)valueOf()または[Symbol.toPrimitive]("number")が数値を返すオブジェクトは、返された数値が適用されます。

計算した結果

 

■使用例

const imul = (x,y) =>{
    console.log( `64bit:${x*y}` );
    console.log( `32bit:${Math.imul(x,y)}` );
}

imul( 5 , 10 );
// 結果:
// 64bit:50
// 32bit:50

imul( 0xFFFFFFFF , 10 );
// 結果:
// 64bit:42949672950
// 32bit:-10

imul( 0xFFFFFFFF , -10 );
// 結果:
// 64bit:-42949672950
// 32bit:10

更新日：2024/06/14

書いた人（管理人）：けーちゃん

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記事の内容について

null

こんにちはけーちゃんです。
説明するのって難しいですね。

「なんか言ってることおかしくない？」
たぶん、こんなご意見あると思います。

裏付けを取りながら記事を作成していますが、僕の勘違いだったり、そもそも情報源の内容が間違えていたりで、正確でないことが多いと思います。
そんなときは、ご意見もらえたら嬉しいです。

掲載コードについては事前に動作確認をしていますが、貼り付け後に体裁を整えるなどをした結果動作しないものになっていることがあります。
生暖かい視線でスルーするか、ご指摘ください。

ご意見、ご指摘はこちら。
https://jsref.affi-sapo-sv.com/info.php

 

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